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インド・ムンバイは意外に治安〇! 5つ星ホテル滞在レポ&安全に観光するためのTips

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

インドって「怖い」「汚い」等のイメージが先行し、旅フリークしか行けないのではと警戒されがち。

そんなことない!インド・ムンバイでの過ごし方さえ知っていれば楽しめます。7,000円程度/1人で5つ星ホテルに泊まれちゃったりします。ポイントさえ押さえておけば安全に歩くことだってできます。

ちょっと長いけどお得な情報もたくさん盛り込んだので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

1. 【動画撮影NG!!】ザ タージマハル タワー ムンバイってどんな感じ?

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ザ タージマハル ムンバイ (左:パレス 右:タワー)

1-1. 気になるセキュリティは?

今回の旅のムンバイ前半戦は、こちらのホテルに泊まりました。私が泊まったのは、写真右手の「ザ タージマハル タワー ムンバイ」です。こちらのホテルは厳重なセキュリティ体制が取られています。不審者の侵入や危険物の持ち込みがないように、敷地内に入るゲートでは、荷物チェック等も行うほどです。また、計画的な犯行も防止するためか、動画も撮影禁止です。私はそれを知らずに撮影していると、警備員から注意されてしまいました。自己申告制ではありましたが、警備員の目の前で、ホテル内で撮影した動画データを削除することになりました。でも、ここまでしてくれると、逆に信頼できますね。

1-2. [即]おもてなしイベント?!

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ロビーにレイアウトされている豪華な装飾品

ホテルのゲートを通貨すると、広くて豪華なロビーが迎えてくれます。外の雰囲気とは異なる世界が広がっていました。

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額についているのは「ティーカ」

さぁフロントを探そうとした矢先に、従業員の方が近寄ってきて、額に「ティーカ」をつけてくれました。インド人の額の部分によくついている赤い粉のようなものです。これで一気にインド気分が高まりました。過去にバラナシの船の上で、少年に不意打ちでティーカをつけられて、お金を要求されたこともありましたが、こちらのホテルのティーカは宿泊代に含まれているので、ご安心を。

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タワーからパレス側に向かう通路

タワーに宿泊していても、パレス側のレストランやスパ等の施設を利用することができます。せっかく泊まった記念に、パレス側に向かう途中で、少し小さめの空間がありました。さすが5つ星!!こんなところでも手を抜いていません。

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インドっぽいオレンジの花の生け花

辺り一面、花の香りに包まれ、ゴージャスな気分に浸れます。

1-3. 客室には何が待っている?!

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客室に向かうエレベータ

客室に迎うエレベータまでゴージャスでした。思わずパシャり。

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モダンでシンプルな客室

部屋に入室すると、モダンでシンプルな内装でした。
と思いきや反対側を見ると...。

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シャワールームが丸見え

写真中央あたりのガラスですが、シャワールームのガラスです。ブラインドを締めれば見えないので問題はありませんよ。もし誰もいなければ、ブラインドを全開して入っちゃいましょう。

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ブラインド前回時の体験(誰かがいる時w)

念のため、こちら側からも。ちなみに、シャワールームも含め、水周りはとても清潔でした。個人的には、ホース付きのシャワーなので、入浴時に何かと便利でした。

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ウェルカムドリンク with 紙製ストロー

高級ホテルに泊まると嬉しいポイントの一つ!ウェルカムドリンクです。このジュース、トマトではありません。なんと、スイカでした。スイカの臭みは一切なし。おいしいスイカジュースでした。ただ、このストローは紙製で、紙の独特の風味が混ざってしまっていたのがやや難ありでした...。ここ2年くらいの旅先で感じていますが、プラスティックの制限がかけられてますね。ケニアは持ち込みすらNGでした。ベトナムでも紙製ストローが至る所で使用されていました。ちなみに、このブログをスタバでフラペチーノを飲みながら書いていますが、ストローは紙製です。でも、紙の香りもしないですし、今2時間くらい使用していますが、へたってません。ぜひこういうストローを使ってほしいですね。たかがストロー1本で美味しいドリンクの味が変わってしまうので、世界の人々のグリーン革命へのモチベーションの低下の要因の1つにならないように、こういう細かなプロダクトも進化していけばいいですね。

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『インド門』客室からの景色

話を戻して...なんとこの部屋、インド門ビューでした。隔てるものは何も無し!

 

1-4. 5つ星ホテルのレストラン事情

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スパイスやハーブの数々

夕食は、ホテル内にあるインド料理屋の『Masala Kraft』で食べました。レジ横にはインド料理屋あるあるのお口直しがずらり。こんなに種類あるんですね。お好みのお口直しを見つけ出して、会社のデスクにでも置いておきたいですね。新大久保のイスラム街に売ってますよ。

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ハーブソースとライム

 これはデフォルトで机に置いてある調味料。ムンバイでは、こういうソースやライム、前菜が最初にでてくるケースが多かったです。

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前菜その2

米せんべいにサルサソースを付けて食べます。これもデフォルトなので、無料です。サクサクしていておいしかったです。通な方は、このサルサソースの中に先ほどのライムを垂らしていただくんでしょうね。それも旨そうだ。

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ビリヤニ

スパイスや肉、魚、野菜を炒めた焼き飯のようなものです。スパイスも無限にあるので、ビリヤニとはこんな味です。と一般的な味をお伝えできませんが、若干米がパサついていて、旨かったのはそうなんですが、あまり好みではありませんでした。

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チキン

腸なしのウインナーって感じの食感と味でした。パリッと感はありませんが、味がソーセージでした。これと、ジュース2杯で8,000円程度でした。さすが5つ星ですね。インドの高級ホテルは、安く泊まれますが、食事やスパ等のサービスの価格は安くないです。そうは言っても、衛生面、サービス面を考慮すれば納得ですね。私は、ローカル飯が好きなのと、スパにはあまり興味がないので、泊まれるだけで大満足です。

 

2. 【How to】ムンバイ観光

2-1.[禁リキシャー]タクシーは2種

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街中にリキシャーは1台もいません。

ムンバイ市街へのリキシャーの乗入れは禁止されていたので、Uberの利用も試みました。でもダナン(ベトナム)のように、すぐに捕まらなかったので、主にタクシーを使用していました。日本のタクシーと違って、料金もそんなに高くはありません。ムンバイのタクシーは大きく分けて2つあります。

  • エアコンなし(安い)
  • エアコンあり(もちろんエアコンなしよりは高い)

10回程度の使用なので、たまたまかもしれませんが、エアコンなしタクシーの運転手は英語が通じないことがほとんどでした。そればかりか、英単語でのコミュニケーションもできない、グーグルマップも理解してくれないレベルでした。それでも安かったですし、8月でしたが、まさかのそこまで暑くもなかったので、利用しました。目的地を伝えた方法は、

  • 目的地の写真を見せた
  • ホテルの玄関にいる従業員にタクシーを捕まえてもらい行き先を伝えてもらった
  • 運転手と観光客(私)の長いやりとりを見兼ねたインド人サラリーマンが通訳してくれた

こんな感じで、何人かに断られつつも、めげずに乗車していました。

エアコンありタクシーの運転手は英語が達者で、かつガイドをしてあげると営業をかけて来る人も何人かいました。後で説明しますが、ムンバイはなかなかなディープタウンなので、多少高くても頼れる相棒(ガイド)を味方に付けておくことが、ムンバイを180%楽しむ上で重要だと思っています。

2-2. ザ・迷宮!市場は楽しい!

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ムンバイ南に位置する『クロフォードマーケット』

本場のスパイスでカレーを作りたかったので、スパイスを調達するためにムンバイの方々の台所「クロフォードマーケット」に行ってきました。ホテルからタクシーに乗車し、クロフォードマーケットでスパイスを買いたいとドライバーに伝えると、マーケットに到着後、スパイス屋まで歩いて連れて行ってくれました。このドライバーからはスパイスを買った後に1日観光ツアーをしてあげると持ちかけられましたが、ゆっくりこのマーケットを散策したかったので断りました。

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ドライバーが紹介してくれたスパイス屋『Spice King』


6畳ほどの小さな店ですが、壁一面にスパイスが敷き詰められていて、種類はたくさんありました。このチェックシャツのダンディーなおじさんが、瓶一つ一つの蓋を開けて匂いを嗅がせてくれます。着付いたら鼻の前に次の瓶が来ている状態が10何回と続きました。気分も高まり、バターチキン用のスパイス、ビリヤニ用のスパイスの購入を即決してしまいました。

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おじさんも大満足でした


買い物が終わったら、この店の店長の息子さんが、クロフォードマーケットを案内してくれました。

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店長の息子さん(私たちの相棒)

このようにスパイスはもちろん、コンビニに売ってそうなものがいっぱい置いてあるコンパクトな店が密集しています。

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パイナップルたち

ダナン(ベトナム)の市場と違って、働いているのは男性でした。

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果物たち

マーケットっぽい光景が続きましたが、変わったお店もありました。

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ペットショップ?

おそらくペット用だと思いますが、鳥、うさぎ、アヒルといった動物が展示販売されていました。

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一休みしているおじさん2人

インドに行ったことがある方は体験しているはずですが、インド人は写真を撮られるのが大好きなので、カメラを向けると決めてくれます。

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最高にかっこいい服を着ている料理人

マーケットをぐるっと回ったところで相棒に、「おいしいチャイが飲みたい」とリクエストしたところ、連れて行ってくれたお店は『Spice King』。先程のスパイス屋からチャイマサラと紅茶をとってきて、調理人に渡していました。

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ぐつぐつ煮込んでチャイの出来上がり

この表情から分かる通り、調理人もチャイの出来に自信があったようです。

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相棒と乾杯

このチャイが本当に美味しくて、追加でチャイマサラと紅茶の葉を追加で買ってしまいました。結局、クロフォートマーケットでは、大量のスパイスを全て相棒のお父さんのお店で買ったことになりました。

2-3. 激安ステンレス皿購入への近道

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スチールマーケットまでの長い道のり

クロフォードマーケットを見終わった後に、相棒に別れを告げましたが、次の目的地のスチールマーケットまで結構な距離があるとのことで、結局案内してもらうことにしました。カレー用のお皿を買いたいマニアックな旅人はいないようで、お皿を変える店なんてガイドブックには載っていませんでした。店まではかなり歩いたので、相棒がいて本当に助かりました。

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インドの合羽橋

寄り道もしつつ30分後ぐらいにこのお店にたどり着きました。ムンバイは食器街、電化製品街など、専門店の塊がいくつかあり、相棒はこの店の周辺のことをスチールマーケットと言っていました。食器は100円位から買うことができたくさん購入してしまいました。

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詰め込みすぎた相棒との思い出の数々

スプーン以外はこの店で買いました。日本に帰ってきた後、『Spice King』のスパイスを使い、憧れの本場のスパイスでカレーを作ることができました。

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『Spice King』で調達したチャイマサラと紅茶を使用

街のチャイ屋さん直伝の調味料(後で紹介します)を加え、チャイもおいしくできました。

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布製品屋

実は、翌日もクロフォードマーケットに行きたくなり、タクシーを降りたら、なんとドアの前に昨日の相棒が立っていました。本当にたまたまですが、マジでびっくりしました。こんなことってあるのねと。せっかくなので、また案内をお願いし、布製品屋さんに行き、格安でシルクのマフラーやスカーフ等を購入できました。

2-4. リピート不可避!旨すぎ2選!!

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Trishna(トリシュナ)の蟹料理

ムンバイは海に面しているので、新鮮な海産物も食べられます。そこでオススメなのは『Trishna(トリシュナ)』です。絶対に食べて欲しい料理はカニです!

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活きている蟹を調理してくれます

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こんな感じで選ばせてくれます

カニを注文すると、ウエイターが活きているカニを、席まで持ってきてくれます。その中から美味しそうな1杯を選んで食べるという流れになります。エンタメ性もあり、楽しいです。

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一緒に写真も撮れます

丸みのボディに黒っぽい色の強そうな蟹でした。デカい!

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ぶりっぶりの蟹

ガーリックとバターとで味つけられていて、絶妙に美味しかったです!

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絶品カレー

もう1つ注文したのが、こちらのエビカレー。カニもすごく美味しかったですが、こちらの方がさらに上を行っていました。一言で言うと、今まで食べたカレーの中で1番美味しかったです。時間があれば、もう1度食べに行こうとしていたくらいです。

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街中のチャイ屋さん

ムンバイでは、このような形態のチャイ屋さんが至る所ところにいます。大体のお店で1杯10〜20円程度でアッツアツのチャイを飲むことができます。

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イチオシのチャイ屋さん

僕がオススメしたいのはこのお店です。パープルのシャツに、ピンクのストールを合わせたハイセンスなおじさんが目印です。住所は分かりませんが、このおじさんを見つけたら1度飲んでみてください。びっくりするほど旨かったです。

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かくし味をチャッチャッチャッ

調理過程を見せてもらいましたが、どうやら旨さの秘訣は、擦り下ろした「生姜」を入れることのようでした。甘〜いチャイですが、ピリッとした辛さがガツンとくるような味でした。ちなみに、注文後に作り始めるので、出来たてを楽しめますよ〜。

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エアーを入れて出来上がり

ムンバイに行ったら、ぜひこのおじさんを探し出してください。ガイドブックに決して載ってない誰も知らない隠れた名店がこちらのお店です。

 

2-5. [安全]スラム街の探検方法

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スラム街

「ベルトラ」というツアー予約サイトの「スラム訪問ツアー」に参加しました。映画『スラムドッグ$ミリオネア』の舞台となった場所をガイドさんが案内してくれます。スラムは危険というイメージがよぎっていて、なかなか近寄りがたかったので、安全をお金で買いました。この写真はまだ綺麗で整っている方です。家と家の隙間の1m幅くらいしかない道もありました。こちらのスラムには、食材が売ってるお店、散髪屋からインド人が大好きな映画館、学校まであり、1つの街が成り立っていました。

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革工場

働ける場所もたくさんあり、革工場やプラスティック仕分け場などもあり、生計を立てているようです。ツアーでは、子供の時からスラムで暮らしている20代の男性が、歩きながら、このスラムにまつわる色んなことを教えてくれました。安全に回れますので、1度スラムに入ってみたいけど、ちょっと怖いなと思っている方は参加するのもいいかもしれません。

2-6. ドビーガートへの行き方

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橋の上から一望

ムンバイに来る旅人の大体が訪れるそうで、タクシーの運転手に洗濯場を見たいと言ったら、ココに連れてきてくれました。ムンバイ中の洗濯物が集められ、ココで洗われているようです。

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洗濯場が並ぶ

右下の桶でジャバジャバ洗って、洗濯石で叩いて、紐に絡ませて干していました。洗濯ハサミは使わず、ネジネジさせた紐に挟んで飛ばないようにしてますね。

2-7.  【世界遺産】チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

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チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅」は、現在も主要な駅として利用されています。世界遺産の「アジャンタ」や「エローラ」に向かう旅人が滞在する「アウランガーバード」には、この駅から出る電車で向かいました。『スラムドッグ$ミリオネア』で印象的なシーンが撮られたターミナルがこちらになります。ムンバイに行く前にぜひ観てください。気分が高まりますよ。

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チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

細かいところまでデザインが行き渡っていて、世界遺産の品格が漂っていました。

2-8. 3,000円でフルオーダー

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1st step:生地選び

シャツは2時間で出来上がるとのことだったので、スーツは諦めてシャツを作りました。値段は交渉次第で安くなります。最初は5,000円で提示されましたが、出費は抑えたいので、僕は3,000円まで値切ることができました。

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2nd step:採寸

職人が登場し、上半身の採寸をしてくれました。

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背中に勲章を携えて戻ってきた職人

買い物をして、第2の相棒(後で紹介します)と昼ごはんを食べて、ちょうど2時間後に戻りましたが、15分ほどシャツの到着が遅れました。ただ、職人さんの後ろ姿を見た時に、2時間という納期が、とてつもなくハードな要求だったことが一目でわかりました。本気を出してくれてありがとうございました。

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final step:着てみる

おっぱいが大きめでガチっとムチっと細マッチョな僕は、既製品のシャツを着ると、どこか合わなくなってしまいます。このお店でオーダーメイドしたことにより、ジャストサイズのカッコいいシャツを手に入れることができたので、大満足です。

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テーラーメイド『FiLLiPPO』

2-9. カルマと共にあらんことを

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見ず知らずのインド人が優しくしてくれる

帰国日の昼前に、ストリートチャイ(その辺の路地で10円程度で飲めるチャイを楽しむこと)をしていると、こちらのインド人(第2の相棒)が話しかけてきました。 日本で働いているとのことで、日本人の僕に話しかけてみたそうです。ちょうどお腹も空いていたので、この辺りで旨いレストランを教えてくださいと尋ねると、付いてきて!と、オススメのお店まで案内してくれることになりました。

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オススメのレストランの料理

めちゃくちゃ美味しくて、クーラーも付いている素晴らしいお店で、最後のインド飯を食べることができて幸せでした。彼はお腹がいっぱいだったそうなので、ラッシーだけおごりました。食事中にこれから帰ることを話すと、何時にどうやって空港に向かうのかと聞かれました。僕は⚫︎⚫︎時にタクシーで空港に向かうと答えると絶対に間に合わないと言われました。この日はインドの独立記念日だったそうで、その時間にはいろんなところで交通規制が行われ、渋滞が発生するとの事でした。結果的に私の破綻していたプランは見直され、食後すぐにシャツを受け取り、ホテルを経由し、荷物をピックアップして、空港に向かうプランで、彼がUberを手配してくれました。彼と会ってから、彼の口から「カルマ」という単語が何度か聞こえてきました。彼曰く、カルマとは、善い行いをすれば、善い報いが返ってくるという考え方だそうです。彼は、日本でパスポートを無くして困っていた時に、日本人が親身になって助けてくれた過去があったので、今回は僕の番だと言っていました。そういえば、前にバラナシで知り合って優しくしてくれたインド人も「カルマ」と言っていました。東京での自らの立場を守りにいったり、ドライな人間関係だったりに慣れてしまった私には、人としてあるべき姿を再確認させられた気がしました。Uberに乗ってから空港で降りるまで、ドライバーのスマホが何回も鳴っていましたが、心配した彼からの電話だったそうです。彼に幸あれ。そして、本当に感謝致します。

 

3. \必見/まとめ

  • 交通

タクシーメインでたまにUberがよさそう。リクシャーはいませんよ~。

  • ホテル

1.5万円程度で2名1室の高級5つ星ホテルを満喫しましょう。街中がごちゃごちゃしてるので、清潔な良いホテルだとのんびりできます。

  • グルメ

「Trishna」で蟹を食べてみてください。

ストリートチャイにチャレンジして、好みのお店を探すのが楽しいです。火が通ってるので、殺菌されてるのでは...。 

  • 観光

相棒を見つけて案内してもらうとディープなムンバイをより楽しめます。経験上、インドでは、現地でいくらでも見つかります。商売としてガイドする人もいれば、カルマ的な人もいます。

  • 治安

駅も街中も危険な香りはしませんでした。相棒がいればなおさら安心できます。

  • WiFi

現地でsimカードを契約することのハードルが高かったり、simフリースマホを持っていない場合、日本でレンタルWiFiを借りて持っていく手段もあります。翻訳アプリも搭載しているものもあるので、英語が苦手な方には強い味方になります。 

  • おすすめのガイドブック

ムンバイだけに特化したガイドブックはなかなかありません。地球の歩き方にはムンバイの他、僕が今回足を運んだエローラやアジャンターについても掲載。この本が無難な選択かと思います。AmazonだとKindle版もあるので、スマホで見たい方はそちらがおすすめ。

ぜひムンバイ旅行の計画を立ててみてください。

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