旅先で撮影しない人なんていないはず。
どんなカメラをどのシチュエーションで使えばキレイな写真が撮れるのか!?
どのカメラを買えばいいのか迷っている方の参考になればと思い、僕が愛用しているカメラの活用方法や最新機種を紹介。
一切の死角なし!遊び心をくすぐる逸品
360°カメラ
Insta360 ONE X
Insta360 ONE Xは、360°の写真と動画が撮れます。
普段あまり目にしないような画が撮れるので楽しいですよ。
この写真は、ムンバイの市場で撮ったものです。
周囲にお店がひしめき合っていたので、ココだ!と思い、撮りました。
Insta360 ONE Xは、撮りたいものが周りに並んでいる時に活躍します。
この写真は、アウランガーバードの観光名所で撮った写真です。
インド人:Selfie please ?
僕:OK !
インドでは、このやり取りで戦いの狼煙が上がります。
インド観光された方は感じているかと思いますが、インド人は日本人とセルフィーが大好き!
この時は、一人目と写真を撮っていると、ワラワラワラワラ...とインド人が群がってきました。
5分経ってもセルフィー希望者が途絶えなかったため、タイミングを見計らって瞬間的にフェードアウト。
ちなみに、この写真は、妻がセルフィー棒に取り付けたInsta360 ONE Xで撮りました。
右のサングラスのお兄さんからオレンジのお兄さんあたりまでは、左のスマホの写真の中に収まっているはずです。
でも、Insta360 ONE Xには、撮られる人はもちろん、撮る人も写っています。
Insta360 ONE Xは360°全てが写るんです。
この写真は、全員の中心にInsta360 ONE Xがあります。
Insta360 ONE Xの良いところは、一旦360°の写真を撮っちゃって、後から好きなところを切り取れるところです。
ブレることさえ注意すれば、構図だけ気にして、良いところだけ切り取ればいいのです。
この写真は、ホイアンでたったの1,000円程度で絶景を見れた時の写真です。
この写真も、360°の写真から好きなところを切り取っています。
僕が使用したInsta360 ONE Xは旧機種。
後継機種はInsta360 ONE X2やInsta360 ONE RS 1インチ 360度版です。
Insta360 ONE Xは360度カメラの先駆者的存在。
改善を加えたこれら2機種はよりスペックが良くなっています。
気軽な気持ちで海中撮影
水中カメラ
GoPro HERO
iPhoneは防水ではなく耐水です。
水の中にチャポンとつけると壊れちゃうリスクがありますよ。
GoProだとハウジングを付ければ、海の中でも使用できます。
僕は、ハワイでイルカと泳ぐツアーに参加したのですが、GoProが大活躍でした。
GoProは広角レンズを搭載しています。
近くから撮っても、身体全体が写るほど。
水深は10mほどでしょうか?
イルカの群れもしっかり撮れていました。
僕が持っているモデルは2014年に発売されたGoPro HERO。
最新モデルはGoPro HERO11 BLACKです。
進化は凄まじいです。
GoPro HERO11 BLACKは、より高画質、よりブレない、よりたくさんの機能が備わっているようです。欲しい...。
容易に逆光を克服
スマートフォン
iPhone X
iPhoneが活躍するときがあります。
それは、逆光の時に空と被写体を撮りたいときです。
このときに、一眼を使うと次の現象が発生しがち。
- 被写体に合わせて設定すると、空が白くなる。
- 空に合わせて設定すると、被写体が暗くなる。
iPhoneで撮ると、あら不思議。
この現象が発生しません。
一眼でも工夫すれば撮れるのですが、ストロボをたいたり、後で加工しないといけなかったりして、結構面倒です。
陸上の王様
一眼レフカメラ
Canon EOS 6D
僕がメインで使用しているカメラはCanon EOS 6Dです。
EOS 6Dを使用する前は、ミラーレス一眼のSONY α NEX-5を使用していましたが、ステップアップのために買い替えました。
当時、次の項目を満たすカメラを探し、EOS 6Dのボディを購入!
- Canon
- ミラーレス一眼ではない
- フルサイズセンサー搭載
- 軽量
- コスパ
EOS 6Dを使ってみた感想
iPhone Xと比較してレベルが違いすぎる。
記事TOPの6枚の写真の中でEOS 6DだけiPhone Xで撮りました。
圧倒的にEOS 6Dの方が勝っていることが分かるかと思います。
色んな設定ができ、撮影環境が悪くてもある程度カバー可能。
- ぼかしを強くしたいときはF値を下げる
- 動く物を撮りたいときはシャッタースピードを下げる
- 明るくしたいときはISO値を上げる
このような感じで、シチュエーションに合わせた設定をすることで、よりキレイな写真に仕上げています。
僕は、F値→ シャッタースピード→ ISO値の順で設定することが多いです。
レンズを交換でき、作風の幅が広がる。
- 広大な風景をとりたいときには広角レンズを使う
例えば、ハワイの海を撮ろうとすると、写真の端から端までの距離を長くしたいところ。
広角レンズを使うと、その距離が長くなるため、インパクトのある写真を撮ることができます。
僕がEOS 6D用に持っているレンズは2つ。
最新機種は、EOS 6D Mark II。
EOSのフルサイズとして初めてバリアングル液晶を搭載しています。
セルフィーするときに便利ですね。
レンズ(一眼レフカメラ用)
Canon EF17-40mm F4L USM
焦点距離が17-40mmなので、このレンズがあれば、旅先で大体の写真が撮れちゃいます。
ちなみに、焦点距離が短いと写真に写る範囲が広がります。
つまり
- 広大な風景を撮りたいときは17mm
- 食べ物を撮りたいときは40mm
のような感じで焦点距離を決めています。
この写真は17mmで撮りましたので、ダイナミックな仕上がりになっています。
ZEISS Planar T* 1.4/50
Canon EF17-40mm F4L USMがあれば、旅先で大体の写真が撮れます。
では、なぜZEISS Planar T* 1.4/50を持っているのか!?
答えは簡単です。
心が躍るような写真が撮れるから...。
僕が好きなカメラマンが、CanonにZEISSを付けて、とてつもなくかっこいい写真をたくさん生み出していたため、その方をリスペクトして購入したのですが、買って正解でした。
この写真は、ZEISS Planar T* 1.4/50で撮りました。
ZEISS Planar T* 1.4/50の1.4とはF値のことです。
先ほどのCanon EF17-40mm F4L USMの最低F値は4.0。
一方、ZEISS Planar T* 1.4/50の最低F値は1.4なのです。
差は2.6しかありませんが、これが結構デカいのです。
F値が低いと良いことがたくさんあります。
- 背景が良くボケる
- 暗いところで明るく撮れる
- シャッタースピードを速められブレにくい
- ISO値を低くでき画像が荒くならない
結果的に、心が躍るような写真が撮りやすいのです。
僕は、風景のような広大な写真を撮らないときには、ZEISS Planar T* 1.4/50を使用しています。
この他の写真はインスタで公開中
今回紹介した撮影機材で撮った写真を\旅々海外/のインスタで公開しています。
撮影機材を選ぶ際、機能も重要ですが、最終的なアウトプットが最も重要だと思いますので、どんな写真が撮れるのか、参考にしてみてください。