1週間の夏季休暇中にラスベガスまで飛んで、グランドサークルをぐるっとドライブした時のお話。グランドサークルには魅力的な観光スポットがありすぎて、何日あっても足りません。時間と体力という制約の下、ラスベガスを起点に2泊3日でどんなことができたのか、ざっくりご紹介。車でグランドサークルを旅してみたい方は参考にしてみてください。
グランドサークルって何?
グランドサークルとは、20か所以上の国立公園や国定公園が集まっている場所です。
位置的には、ラスベガスがあるネバダ州の東側に隣接するアリゾナ州とユタ州あたり。
具体的には、パウエル湖から半径230Kmの円に含まれる地域。
この地域にはグランドキャニオンやモニュメントバレーといった、一度は見聞きしたことがある絶景スポットがたくさんあります。
スケジュール
ざっくり決めた旅程
グランドサークルの中でも絶対に行きたかった場所はモニュメントバレーでした。
ラスベガスに到着後、モニュメントバレーに立ち寄りつつ、グランドサークルをドライブするならどこに行けるのか?
この観点から目的地を選び、旅程を組みました。
ラスベガスを出発し、グランドサークルを一周ドライブして、ラスベガスに帰ってくるという感じ。
日程 | 場所 |
---|---|
1日目 | ラスベガス アンテロープキャニオン ホースシューベンド モニュメントバレー |
2日目 | モニュメントバレー セドナ |
3日目 | セドナ セリグマン ラスベガス |
地図に落とし込んだ時の絶望感
旅程を組んだものの、グーグルマップで経路検索するとハンパない結果が!
- 走行時間 15時間
- 走行距離 1,450km
えっ!まびっ?!
距離的だけみると、山口市から青森市と同じ距離やん...。
たった2泊だけでこの距離を走り、観光もする。
その上、旅を共にする妻は免許取得後運転をほぼしていない状態。
実質1人で運転することは覚悟していたので、恐怖すら感じましたね。
とは言え、サラリーマンの僕らには、これ以上の休暇は取れないので断念することは頭によぎりませんでした。
各観光スポットでの思い出
ラスベガス
ラスベガスのホテル宿泊はお財布に優しいです。
僕らは、メインストリートに位置するルクソールとサーカスサーカスに宿泊したのですが、ちゃんとしたホテルなのに、2名で1万円もしなかったです。
その代わり、カジノやショーでお金を落としてねという感じ。
ルクソール内部から見ると分かるのですが、ピラミッドの側面に沿って客室が並んでいます。
ラスベガスに到着した初日はここに泊まり、翌早、アンテロープキャニオンに向けて出発しました。
アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオンはCMなどでもちょくちょく目にすることがあるかと思います。
この岩場の隙間に水が流れてきてできた、なんとも幻想的なところです。
大々的なゲートがあるわけではなく、岩の隙間に階段があり、そこから入っていくのです。
人口的な観光地とは違う自然そのものなのでワクワクしました。
ツアーの人数は少なめだったので、写真も撮りやすかったです。
ホースシューベンド
今回巡った観光スポットのなかで、一番感動したのがホースシューベンド。
見るところは、この景色だけなのですが、ここだけでお腹いっぱいになりました。
広角レンズがあれば、もっとすごい圧巻の光景が撮影できるかと思います。
モニュメントバレー
今回の旅の一番の目的はモニュメントバレー。
夕日と朝日をここで迎えられるようにタイムマネジメントしました。
ここも観光客がほとんどいなかったです。
人気ないのかな?
僕らにとっては好都合でしたが。
この時は8月で昼間は暑いですが、朝晩はとっても冷え込むので、防寒具があった方が良いですよ。
セドナ
パワースポットとして有名なセドナ。
このような景色が良くて気持ちのいい場所では、瞑想している方もちらほらいらっしゃいました。
こちらはセドナで有名な教会ですが、このポジションから、セドナの4大パワースポットの一角であるカセドラルロックやベルロックが見えます。
キングマン
旧国道66号線沿いにあるキングマン。
街のいたるところにルート66のサインがあります。
ここからラスベガスまでは2時間程度。
ここまでくると体力も限界に近い...。
地面に寝そべり体力回復。
僕らのグランドサークルドライブの掟
今回、たった2泊でとんでもない距離を走りましたが、事前に2つの掟を作りました。
- 夜運転をしない
- ホテルでは寝るだけ
各観光地では、もう少しゆっくり観光したい。
という気持ちもありましたが、当たり前ですが事故しないことが最優先。
グランドサークルでは、外灯がないことが当たり前なので、運転は昼間。
そして、夜はしっかり寝て明日に備える。
これが鉄則でした。
その他に、アドバイスできることとしたら、小さな車は避けることです。
長時間の運転になるので、身体に負担がかからないような運転心地のよい車をレンタルすべきかなと思います。
今回借りた車でも、普段発生しない腰痛を感じました。
今回の記事はグランドサークルの旅の概要です。
詳細はまた今度公開させていただきますね。
グランドサークルやアメリカの国立公園についてのガイドブックはこちら。
AmazonでKindle版を買うと、スマホで見れるので便利です。