ムンバイの路地裏でチャイ屋を営むチャイおじさん。
おじさんが作るチャイが旨すぎて、調理工程を眺めていました。
隠し味として鍋に投入されたのは、スーパーでも買えるあの薬味。
これは日本でも真似できる!
そう確信した僕は、茶葉とチャイマサラだけ現地で調達。
帰国後、何度も台所に向かった結果、チャイおじさんの味を再現することに成功しました。
その作り方を公開しちゃいます。
インドのチャイ文化
ムンバイ編
インドを歩いていると、よく見かける屋台。
食事系もあれば飲み物系もたくさん。
それらの中には、チャイ屋さんもちょくちょく見かけることができます。
ストリート系チャイ屋さんで驚きなのがチャイの価格。
なんと1杯10円程度という破格の価格で購入できるのです。
このような感じで、調理台と共にチャイ屋さんが立っていて、注文したら作りだしてくれるスタイルが多いです。
秘伝の鍋でグツグツ煮込み...。
あっつあつのフレッシュなチャイを、ササっと洗ったキレイなコップに注いでくれます。
バラナシ(ガンジス川)編
ガンジス川があるバラナシでも、チャイ屋さんはあるのですが、明らかに異なるところがあります。
それは、コップです。
バラナシでは、陶器製のコップでチャイを飲みます。
そして飲んだ後はゴミ箱にポイっ。
一度使ったコップは宗教的観点から、不浄の物とされるため、再利用しないのです。
チャイ屋さんで、ひと休みしていると、90%くらいの確率でインド人が話かけてくるので、楽しいですよ。
この店長...。隣に座っているの僕の妻なんですがw
くっつきすぎとちゃいますか?
個人的な意見ですが、五つ星ホテルでチャイを頼むより、このようなストリート系チャイ屋さんのチャイの方が全然美味しいです。
インドで一番旨かったチャイ屋さん
インドのチャイ屋さんを何軒も巡って、僕が一番旨いと感じたチャイ屋さんは、この紫色のオシャレな服を身にまとったチャイ職人のお店。
ムンバイの、車が少ない通りでひっそりと営業していました。
美味しいチャイが飲めそうなお店の雰囲気だったので、すぐに財布を取り出して注文。
英語は通じませんでしたが、メニューがチャイしかない専門店なのでフィーリングでなんとかなりました。
注文すると、さぁ調理開始です!
秘伝の鍋に水・牛乳・スパイスを入れ、グツグツさせて、完成かと思いきや...
最後に隠し味を削り、投入していました。
こちらがその隠し味...
コンビニでも買えるショウガです。
これを入れてひと煮たちさせれば完成です。
あっつあつのチャイに、ショウガを入れることによって、身体が火照り、チャイの成分が喉から染み渡ってきます。
深みとパンチが加わったこのチャイは相当旨かったです。
ん...待てよ。
これ、日本で再現できるんとちゃいますか?!
インド人から学んだチャイの作り方
材料は6種
★ チャイマサラ 小さじ1
★ 牛乳 400ml
★ 水 200ml
★ 砂糖 大さじ1
☆ 生姜 小さじ2
作り方
1. ★の材料を鍋に入れて煮込む
火にかけてから8分程度煮込んでください。
2.すりおろした生姜を投入する
さらに2分程度煮込んでください。
これだけで、あのおじさんの味に近いチャイができあがります。
生姜が肝心なので、ひと手間かかりますが、ぜひ試してみてください。
最近気温が急激に下がってきて、寒いですね...。
生姜入りのチャイを飲むと、身体の芯から温まっちゃいますのでいいですよ。
ネットでスパイスって調達できるの?!
東京だと、上野(アメ横)や新大久保(イスラム横丁)に格安でスパイスを買えるスパイス専門店がいくつかありますので、困ることはありません。
先日、上野の大津屋商店でスパイスを買い足しました。
僕はチャイの他、スパイスを使った料理をちょくちょく作るので、大津屋商店のようなスパイス専門店が国内にあることはとても嬉しいです。
- スパイスカレー
- タンドリーチキン
- マスタード 等をスパイスで作ります
\スパイスから作るマスタードの作り方/
tabitabikaigai.com
地方にお住まいの方でもご安心ください。
なんと、大津屋商店のネットショップがあるのです。
しかも、チャイセットを見つけました。
このスパイスに、隠し味の生姜を入れると、チャイおじさんの味が再現ができそうです。
そんなに難しくないので、週末にでもお試しください。
\チャイおじさんも登場/
チャイ以外も魅力いっぱいのムンバイの情報はこちら
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